シニア用のドッグフードが良くない理由

人間が年を取るように共に生きてきた愛犬もお年寄りになります。耳が遠くなったり、歩き方も頼りなくなりますし、反応も鈍くなります。体全体の機能が衰えていきます。それぞれの犬の年齢に合わせて管理をしないといけません。それには食事管理も含みます。

・シニア犬の食事回数
食事の回数は大人の犬の場合なら1日に2食が基本になりますが、高齢の犬の場合には飲み込む力も消化、吸収する力も弱くなるので、食事は少量を数回に分けて与えるようにしましょう。
とはいえ、ずっと与えっぱなしでは消化器官も疲れてしまうので、胃腸を休ませる時間を作ってあげないといけません。

・お年寄りの犬に適しているドッグフードとは
高齢の犬にとって必要になるドッグフードは材料の中に筋肉や内臓、血液を作るための動物性のたんぱく質が豊富に入っている事。そして消化の良くない穀物類や人口の添加物が配合されていないものです。

また、免疫力向上に貢献してくれるオメガ3脂肪酸を含んでいる油脂や、機能が落ちていく関節の事を考えてコンドロイチンやグルコサミンが入っている事も大事な点であると言えるでしょう。 

間違えてはいけないのは老犬には低タンパク質でヘルシーなのがいい、という認識です。例えばシニア用のドッグフードなどもありますが、あのようなドッグフードは肉類などの動物性のたんぱく質を少なくして穀物を多くしたものです。
人間の感覚で言えば年を取ったのだから肉の摂取量をヘルシーにするというと、正しいように感じます。しかし、犬は人間ではありません。穀物を主な原料にしているシニア用のドッグフードでは高齢犬にとってはタンパク質が不足します。

動物性のたんぱく質が足りなくなると、筋肉が落ちてきます。中でも後ろ足が弱ります。これでは寝たきり状態になる事が心配されます。
ここで考えてみたください。野生で生きている動物が老化により寝たきりになる事があるでしょうか。普通はありません。それなのに、飼い犬は寝たきりになる事があります。実は原因は飼い主が与えているドッグフードにあるのです。
逆に寝たきりになってしまった犬に対して肉を与えるようにすると、なんと、回復するというケースも報告されています。

・まとめ
愛犬はいつも身近にいて、それこそ自分の子供ようにかわいがる人もいます。でも、気を付けたいのは犬はあくまでも犬です。人間ではありません。食事の事1つとっても人間とは違うのです。

それをはき違えて人間のものさしで犬の健康管理をしていると悲劇が起きます。愛犬は家族ですが、人間ではない。この事をしっかりと認識して食事管理もしてあげましょう。